ウェブサイトを作成したり、アプリを開発したり。高度なスキルが求められますが、エンジニア不足が叫ばれる現代において、プログラミングは人気の副業となっています。
AIに人間の仕事が多く取って代わられてしまうと言われ、そのAIといった側の開発をするのがプログラミングであるため単価も高く、フリーのエンジニアとして活動している方も多くいます。
具体的に、プログラミングは何をするのかと言えばコーディングと呼ばれる作業です。パソコン上のエディターに、とにかくコードを書いていく。そして、そのコード通りに動くシステムを作っていく。そんな仕事です。
集中力が求められる副業「プログラミング」
プログラミング言語によって文法が様々であり、それぞれ微妙に違いがあること、そしてコードを書くのは基本英語です。
パソコン上の黒い画面に、ひたすら英語のコードを文法通りに書いていく。そして、エラーが発生したらその原因を突き止め、解決を図る。論理的思考力やタイピングの速さは当然求められるのですが、それよりも最も重要になるのが集中力です。
例えば入力した英語が1字でも違うと、エラーが発生してしまうこともあります。そのため、1つひとつの内容について、ミスがないように集中して作業すること、これがプログラミングにおいては非常に大切です。
しかし、本業のプログラマーも副業のプログラマーも、とにかく脳をフルに活用させるので非常に疲れます。疲れると、当然集中力は落ちてしまいます。
そして、集中力が低いとミスが起きてしまう。そのミスの原因を追究するのに、長々と書いたコードを読み直さなければならない。疲れてくると、こんな悪循環が生じてしまうのですね。
ですから、休憩を取りながら集中力を回復していくというのが正しい仕事のやり方と言えるでしょう。しかし、私はそこから一歩踏み込み、そもそもできるだけ疲れない状態を予め作っておく方法を紹介したいと思います。
疲れにくいコンディションを整えていれば、集中力を長く保つことができます。疲れやすい状態に比べると、休息を挟む頻度も少なくなるので、作業時間も長く確保でき、仕事もどんどん進みます。
睡眠の質を向上して集中力を高める方法
疲れないコンディションづくりで重要になるのが睡眠です。質の高い睡眠がとれると疲労が抜けるだけではなく、そもそも疲労がたまりにくい体を作ることもできます。そうなれば、あとは作業にするのみの状態になります。
ちなみに私は毎日の睡眠時間は6時間程度ですが、毎日ほとんど疲れませんし、毎朝元気に起きることができています。
睡眠前の工夫1.睡眠の1時間前に入浴する
家に帰ってくるなり、即入浴という方も多いと思いますが、睡眠の質の観点からはあまりおすすめできません。人間は、体温が上がり、そこから下がっていく過程で眠気を催します。
そのためスムーズな入眠を実現するためには、大体布団に入る1時間前に入浴を済ませ、そこからゆっくりと体温を下げていくということがカギになるのです。
私自身、夏場なんかはお風呂から上がる前に、気持ちよくなるために冷水を浴びたこともあるのですが、これをやってしまった日は大体なかなか寝付けません。やりがちな方も多いと思うので、要注意です、
睡眠前の工夫2.寝る数分前にオリーブオイルを1さじなめる
私はかつていびきに悩んでいて、どうにか改善したいと思い、様々な情報を調べました。いびきには本人はなかなか気づかなくとも、睡眠時に無呼吸状態になっているため、睡眠の質を大幅に下げてしまうそうです。
睡眠中にいびきをよくかいている人の睡眠の質は低く、疲労がたまりやすい状態。そのいびき対策にオリーブオイルが効果ありということを知り、実践してみたら効果てきめん!
毎日いびきを計測するアプリを使って眠っているのですが、寝る直前にオリーブオイルを舐めた翌日は、アプリのスコアが極端に下がり、いびきが少なかったことを示していました。もちろん、疲労感なく翌朝を迎えられたことは言うまでもありません。
睡眠前の工夫3.寝る直前に足の裏を天井に向ける
足の裏は基本的に地面に接しています。すると、下半身の血流が滞ってしまい、うまく血液の循環ができていない状態になるそうです。
それを放置したまま、眠ってしまうと、その血流を促すために、エネルギーが使われてしまい、睡眠中の休息の質が低くなるのだとか。そこで簡単な方法として、寝る直前に足を天井に向けるという方法が紹介されていたので、私は実践してみました。
30秒から1分程度で十分です。それを終えて、電気を消すと気付いた時にはもう朝を迎えていました。あっというまに眠りに落ちることができたのです。入眠のスムーズさは、睡眠の質を左右する大きなカギとなります。こんな簡単な行動が、疲労防止や疲労回復に役立つのはちょっと驚きです。
ここでご紹介した方法はどれも簡単に実践することができます。睡眠の質が上がれば集中力も向上し、作業の効率アップにつながるはずです。