複数案件をかかえる副業ライターは、散歩を取り入れて効率アップ

副業でライターとして活動している方は、日中は本業をこなしつつ、朝や夜の時間帯に執筆をしていることでしょう。複数人のクライアントと契約をし、複数の執筆活動を同時並行で進めている方もおおくいらっしゃいます。

私自身も、そのようなよくある副業ライターの一人です。一つの案件につき、最低でも2000文字程度、最大では10000文字程度の執筆依頼を、納期までに完成させ、納品するということでその対価として報酬を得ています。

複数の案件を請け負っていると、優先順位をつけ、その優先度の高いものから手をつけ、順次片付けていくようにしなければなりません。基本的に、納期が近いものから執筆を行うのですが、なかなか作業が進まず、気づいたら複数の記事の納期が直前に迫ってきているというような状況が生じてしまうこともしばしばあります。

火事場の馬鹿力でなんとか乗り越えられる、かと言われれば、ライティングはそんなに甘いものではありません。追い込まれれば追い込まれるほど、頭が回らなくなり、良い文章を作れなくなります。さらには、普段ならしないようなタイピングミスも頻発し、余計に焦りを募らせてしまうことになるのです。

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「必ず納期を守る」は副業ライターの付加価値

焦る→ミスをする→焦る→ミスをする…という悪循環が延々と繰り返されてしまうことになります。そして、品質の低い記事を納品したり、納期に間に合わなかったりという結果に陥り、クライアントとの信頼関係の崩壊や契約の打ち切りとなってしまう恐れがあります。

できるだけ早い段階でクライアントに自分の状況を伝えておき、予め納期を伸ばしていただくなりのお願いをしておくのがベストでしょう。しかし、ライターとしての自分の価値を高めるためには、「必ず納期を守る」ということは手放したくないものです。

ライターとしての一番の価値は、実はその部分にあるとも私は考えています。過去に私も、同じような状況に陥り、その時はクライアントに相談をすることで納期延長の対応をとっていただいたことで解決できました。しかし、すごく情けなさを感じたのを覚えています。

夕食後10分の散歩で脳をリフレッシュ

複数の記事の納期が直前に迫ってしまった場合でも、思考を複雑化させず、無駄なく作業ができるようにするための解決策を紹介します。

私は夕食後すぐに10分程度の散歩に出かけるようにしています。人間は、食後すぐには頭を働かせることはできません。皆さんも、食後はなんとなく頭がボーっとして、眠たさ感じるということはよくあると思います。これは満腹になると、副交感神経が刺激され、身体全体が休息モードに入るからだそうです。

しかし、納期が迫っているという状況では、一秒たりとも無駄にはしたくないところでしょう。そこで、食後の休息モードの時間をできるだけ、削減していくための手段として、夕食後すぐの散歩をおすすめします。

「散歩なんかせず、夕食後を食べたらすぐに執筆したい!」という方もいらっしゃるでしょうが、長い目で見ると逆効果です。脳があまり元気ではない状態で、記事内容を考えても良いアイディアが浮かびませんし、ミスも頻発してしまうことでしょう。

実際、私自身も食後すぐに作業をしていると、結局ダラダラしてしまい、作業の効率が悪いことを実感しています。

夕食後に10分程度の散歩に出かけると、驚くほど元気な状態を作り出すことができます。食後の休息モードの状態の体に、軽い刺激を与えることで、全身の血流が改善し、脳に酸素や栄養が行きわたりやすくなるのが一番の理由であると考えられます。

また、夏場であれば夕食後に外を散歩すれば、夜風が気持ちよく、リフレッシュ効果を得ることもでき、よりその後の作業の効率化に結び付くでしょう。

ここで注意すべきは、散歩程度の軽い運動しかしないということです。食後すぐにランニングや筋肉トレーニングなどの強度の高い運動をしてしまうと、逆効果になりますから要注意です。仮にそういった運動で効果があっても、ちょっと敷居が高いので、継続するのが困難ですからね。とにかく、夕食後は散歩。これを習慣化しておくといいでしょう。

夕食後に散歩をせず、ソファー等で頭がクリアになるのを待つというのも、特に納期が迫っていない状況ではいいかとは思いますが、やはりそれでは思考力が高まるまでに時間がかかってしまいます。また、リラックスしすぎると、そのまま完全に休息モードに入ってしまい、しばらくの間やる気が出なくなるかもしれません。そんな状態で、納期に追われた執筆活動をしても、良い成果を上げることは難しいでしょう。

たった10分の軽い散歩でも、驚くほどの効果を得られると思いますよ。