わたしは現在IT企業のインサイドセールスとして勤務しています。
ソフトウェアを販売した際に付与されている保守サービスの更新を案内する仕事です。
ソフトウェアの保守サービスでリモートワーク
「保守サービスがあと3カ月で満了しますが、更新いかがいたしますか?」
というように、電話やメールでお客様に案内をします。
インサイドセールスという名前のとおり、内勤での仕事が中心です。
主にパソコンのメールソフト、電話、web会議システム、顧客管理ツールなどを使用したデスクワークをしています。
リモートワークへの移行はスムーズだった
もともと、わたしの勤める会社は裁量性であり、上司と調整すればリモートワークも可能です。
そのため、社員のなかには以前からリモートワークを活用しているひともいました。
わたし自身はコロナウィルスが蔓延する前は、一般的な会社員同様に、朝会社へ出勤して夕方に帰宅するというスタイルで生活をしていました。
それが、日本でもコロナウィルスの影響がではじめた2月末より、全社的にリモートワークがはじまりました。
IT企業であること、また、もともとリモートワーク可能な会社であることから全社的なリモートワークへの移行はスムーズに進みました。
リモートワークの課題はコミュニケーション
わたしはインサイドセールスで内勤中心の仕事ですので、リモートワークがはじまった際の適応は早かったです。
会社から貸与されているノートPCと携帯電話を自宅に持ち帰り、業務を開始しました。
妻と2人暮らしですので、リモートワークを開始した当初は妻が近くで洗濯物を干すなどした際に、気が散ることが多かったです。
このように、自宅という生活空間で仕事をすることに苦労した方は多いのではないでしょうか。
現在リモートワークをはじめて約3カ月になりますが、リモートワークの良い点と悪い点が見えてきました。
▼リモートワークの良い点
- 通勤する必要がないため、満員電車のストレスから解放される
- 通勤する必要がないため、通勤時間を節約できる
- 節約した時間で仕事以外の時間を確保しやくすくなった
リモートワークの最大のメリットは「時間を有効的につかうことができる」という点です。
▼リモートワークの悪い点
- 外出頻度が極端に減り、運動不足になった
- チャットや電話で連絡はとれるが、face to faceで気軽に質問ができないというストレスが増えた
- 自宅での勤務となるため、仕事とプライベートの境界線があいまいになり、会社にいるときよりも集中しづらくなった
業務そのものはリモートワークで問題なくこなせるのですが、思った以上にコミュニケーションの際にストレスとなることがわかりました。
会社で隣の席にいる上司や同僚に気軽に質問できるという環境は、仕事の生産性に大きく影響していることを実感いたしました。
業務効率の観点でいえば、この「コミュニケーション」の問題が一番大きな障害であると思います。
在宅でも休憩は必要
会社にいると良くも悪くも、他の社員と直接コミュニケーションを取る機会があります。
そのときにデスクから離れ、雑談をするなどして休憩をとるなど気を紛らわすことができます。
しかし、自宅で仕事をするとデスクで継続的に作業しがちになります。
わたしの場合は、6畳の小部屋にこもって黙々とデスクで作業をしています。集中力もとぎれますし、何よりも疲労が溜まります。
家の中ですが、定期的に休憩を取るように心がけましょう。
また、前述のとおりリモートワークですと、どうしても気軽に質問をすることがむずかしいです。
週の3回はリモートワーク、2日は出社というように、柔軟に対応をしたほうが生産性の面でもよいと個人的には考えています。
リモートワークは「時間の有効活用」という点でメリットが大きいです。リモートワークと出社をバランスよく活用して、仕事を進めていくことが一番だと思います。