事務と現場のハードワークで立ちくらみ…若手中間管理職の食事改善法

デスクワークは不健康で、体を動かす仕事は健康的。こんなイメージってありませんか。

でも、慣れない仕事にハプニングはつきもの。体を動かし始めたからといって、急に健康になるものでもないようです。

事務所と倉庫の慣れないハードワークの経験を、若手中間管理職の男性に語っていただきます。

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製品加工品を作る工場に勤務しています。

仕事内容は原材料の発注などの管理がメイン。業界全体も景気が良く、新規契約も増えていき新たな製造製品が追加。

4月から原材料管理チームのリーダーに抜擢されて、今までは、小さな枠組みの原材料管理の責任者として業務を行っていましたが工場全体という大きな枠組みを管理することになりやる気で満ち溢れていました。

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中間管理職の多忙な日々

次々に新製品のラインが増えて、必然と管理する原材料も増えていき、連休前などは、発注だけではなく、現場の受け入れも手伝うようになりました。

工場内は、場所によっては空調が効いていますが、受け入れ場所は、夏は暑く、冬は寒いといった状況です。

夏の過酷な時期に、フォークリフトなどで、トラックから荷物を受け入れ、チェック後、ひとつひとつ各棚に手作業で運ぶといったハードワーク。

荷物も、1個辺り10kgから30kgまで様々で、階段で登り上段に運ぶ作業もあります。荷物を持つだけではなく、製品のチェックもあり、一日に歩く歩数は、平均で3万歩ほどになりました。

12時間近く受け入れを手伝うこともありましたが、私の中では事務所でずっとパソコンを眺めているより、体を動かせるほうが好きで、徐々に体力もつき、丈夫な体になっていたと勘違いしてました。

立ち眩みに襲われ、食事を見直すきっかけに

受け入れでのハードワークを続けていくうちに、立ち眩みや、脱力感、力が抜ける時などがあり、あまり気にしていませんでしたが、ある日、気分が悪くなり横になるほどになってしまいました。

見かねた上司に、「食事はしっかりとってるか」と言われ、初めて、自分の食事を振り返りました。

朝は、基本的には珈琲のみ。昼は、カップラーメンが好きで、大盛のラーメン。多い日は2つお昼に食べたりといった偏った食生活。夜は、コンビニで、パスタなど麺類とおにぎりなどが中心。

上司も同じ業務を過去にやっており、同じように体調をくずした経験があったそうで、食事をもう少し見直したほうが良いとアドバイスをもらいました。

カリウム不足を補う食事改善

受け入れは、汗だくになり作業をするので、カリウム不足になっていると、調べてく内に分かりました。バナナやキュウイなどにカリウムが多く含まれているので、一日の中で上手に取り入れる工夫をしました。(※30~49歳の1日の摂取の目安は2500mgで目標量3000mgとされていることを確認。)

カリウムが不足した時の症状としては、脱力感があったり、筋力の低下、食欲が落ちるなどが出てくるようです。カリウムは、過剰摂取すると高カリウム血症などの原因にもなるので、一日の摂取量は守るようにしました。

また、鉄分もあまり取り入れてなかったように感じたので、できるだけ肉も食べるように工夫。

基本的には少量を2~3回に分けて、朝と昼にとりました。ハードワークは午前中がピークになるので、朝にバナナ、昼に保冷バックに入れたキュウイを食べます。時間がないとき、キュウイを用意できなかったときは、コンビニでキュウイジュースやバナナジュースを買うようにしました。

夜は、毎回、コンビニで買うのも面倒になり、特売の日に、豚肉や牛肉をまとめて買って冷凍しておき、鉄分摂取に役立てました。

食生活を改善していくうちに、脱力感などの症状がでなくなりました。特に、汗をかいた後に、キュウイを食べると、心地よく栄養が入っていくような感覚がありました。

今も、事務所、倉庫のダブルワークをしていますが、食事に気を配るようになってからは、体調に不安を覚えることもなく、ハードワークをこなせています。

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